ストックフォトで一年を通して人気のある写真のひとつがインテリアの写真です。
広告制作の際にいざ撮り下ろそうとしても、実際に内装がまだ出来ていなかったり、撮れるロケーションを用意することが難しいことがその理由のひとつです。 PIXTAでは特に、明るくさわやかな印象のインテリア素材が人気で、住宅情報や家具の広告で多く使われているようです。
もちろん近代的な建物だけではなく、和室や古民家などの「和のテイスト」も人気がありますよ。
そこで今回はインテリアを撮影する際のポイントをまとめましたので、ぜひ身近なインテリアコンテンツを制作してみてください。
1.片付ける
まず始めに、当たり前といえば当たり前ですが、部屋が散らかっている場合は片付けをしましょう。
洗濯物や新聞紙など生活感が溢れている写真ではなかなか販売に繋がりませんし、置いてあるものの中にロゴやメーカー名が1つでも入っているとNGになってしまいますので注意してください。
2.三脚を使う
室内での撮影はどうしても光量が少なくなります。
三脚でしっかりと固定して手ブレを防ぎましょう。
3.自然光で撮る
暗いからといってストロボを使ってしまうと、不自然な影が出たり奥まで光が届かず一部だけが暗い写真になってしまう事があります。ストロボはOFFにして自然光だけで撮影しましょう。
また、室内の照明器具もOFFにして、なるべく窓から差し込む光だけで撮影しましょう。
4.まっすぐに撮る
自分の目線の高さで撮影するのではなく、カメラのレンズが床と垂直になる様な高さにカメラをセットしましょう。
柱や窓枠などが歪んでいないのを確認してから撮影してください。もし傾いてしまった場合は角度調整後、トリミングし修正をお願いします。
5.撮影位置を考える
室内の撮影はどうしても広角レンズでの撮影が多くなります。
広角レンズで撮影する場合は、実際の見た目よりも遠近感が大きくなります。
手前に空間をあけすぎるとガランとした印象になり、逆に空間が狭すぎると窮屈な印象になります。
ソファーやテーブルの位置などを動かしてバランスを見ながら撮影しましょう。
(c) jazzman|写真素材 PIXTA
(c) sqoo-yama|写真素材 PIXTA
(c) パレット|写真素材 PIXTA
(c) YsPhoto|写真素材 PIXTA
(c) よっちゃん|写真素材 PIXTA
いかがでしたでしょうか? インテリア撮影を機に、ちらかった部屋が片付いて一石二鳥かもしれません! ぜひお試しください。